転職活動記

久々に複数エントリーして選考を受けるという就活のやり方をした。

年収を大きく下げない、当面はマネジメントする側ではなくプレイヤーでいたい、研修はしっかりしてもらいたい、効率の良さも大事だけどそれと同等に丁寧な応対を評価してほしい

これが希望だったけども、一応それが叶う職場に拾ってもらうことができた。

前みたいな何でも屋的な立ち位置で何の問い合わせが入ってくるかわからない状況ではなく入電内容は絞られるので、そこがどう影響するか。勉強することも多いし内容もヘビーなのでやってみないとわからないけど、今回の転職活動で自分の価値のなさみたいなものを痛感したので人間関係が良いことを祈りながらとにかく喰らいついて頑張るしかない。

就活の時は結構選考バックレてたけど、今回も3社くらいは当日行く気がしなくてドタキャンした。朝雨降ってるからやめとこ、眠いからやめとこ、みたいな。辛うじてメールはしたから成長してるよね?

転職というのはとにかくこれまでのキャリアの整合性やら妥当性、一貫性を突っ込まれるから短期離職や転職理由はもちろんだけど、それ以外にも聞かれる質問によって企業の考え方が見えた。

希望年収聞かれて、求人票の最低年収伝えたら「もしそれより低い場合は入社しますか?」とか言ってきたところは社員という名の奴隷が欲しい金払いの悪いデビル企業なんですねと思ったし。

一社目5年勤めたことに対し大体の企業はプラスに捉えるから突っ込まれないけど、ベンチャーのイケイケ人事男からは5年いたのに店長や副店長にならなかったことに対して質問されて上昇志向の強い人を求めてるんだろうなっていうのが見えたり。同時に自分なりに頑張った5年間はこいつからしたらキャリアアップしなかった5年間に見えるんだと考えると死んでくれと思った。若い子向けのブランドは確かに3年くらいで店長になるところもあるから、聞きたくなるのもまあわかるけど。

今回は恐らく人生で一番病んで、夜に体が震えて眠れなくなったり、目を閉じると不安で怖くて寝落ちするまでひたすらひとりごとを言い続けたり、もう少し転職活動が長引いたらやばかったかもしれない。

勢いで仕事をやめたことへの自己嫌悪、祈られるたびに感じる社会的価値のなさ、貯金残高がガンガン減っていくことへの不安がすごくて、でもまあ宝くじ3億当たればほぼ解決するなとも思ったのでやっぱり行きついた結論は人生は金ということ。

奨学金繰り上げ返済して早く月々のローンを減らしたい。完済したら中央線沿線の家賃8万円弱のそこそこ良い家に引っ越したい。金の為には心を無にする、仕事にやりがいを求めすぎない、自分の心の動きを観察する、息抜きにはお金をかける、力の抜き方を覚える、何かしらの資格を取る。それを目標に生きよ。